観たい!2017年9月編 |
公開予定日はBollywoodhungamaのカレンダーによっています。
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【Baadshaho】(9月1日公開予定)
出演:アジャイ・デーヴガン、イムラーン・ハーシュミー、イリヤーナー・デクルーズ、イーシャー・グプター、ヴィドゥユト・ジャームワール、サンジャイ・ミシュラー、サニー・リーオーン(アイテム・ソング出演)
トレイラー
マルチ・キャストのアクション。監督は【Once Upon A Time In Mumbaai】(2010)、【The Dirty Picture】(2011)のミラン・ルトゥリヤー。今回は1975年のエマージェンシー(非常事態宣言)が時代背景になっているようで、レトロが得意な同監督なだけに期待です。アジャイとイムラーンはOUATIMでも共演。今回はこれに【Commando】(2013)のヴィドゥユト・ジャームワールが加わっています。女優もイリヤーナーとイーシャーのダブル。とにかく豪華キャストです。
【Simran】(9月15日公開予定)
出演:カンガナー・ラーナーウト
トレイラー
国家映画賞の【Shahid】(2013)、【Citylights】(2014)、【Aligarh】(2015)など優れた作品を次々に送り出しているハンサル・メヘター監督の新作。今回はカンガナー・ラーナウトと初めてのコンビ。上手くかみ合えば名作間違いありませんが、名監督といえど女性主人公を上手く撮れるのかは未知数。カンガナーがほぼ単独で出ずっぱりの作品なだけに多少不安な面もあります。トレイラーを見る限りではカンガナーは【Queen】(2014)風。
【Judwaa 2】(9月29日公開予定)
出演:ヴァルン・ダワン、タープスィー・パンヌー、ジャクリーン・フェルナンデス
トレイラー
「コメディ・キング」のダヴィド・ダワン監督が息子を主演に20年前の自作の続編を撮りました。ちなみに前作はサルマーン・カーンが主演。本作のタイトルは「双子」に意で、そのとおりヴァルン・ダワンが二役。これまでシリアスな役が多かったタープスィー・パンヌーがガチなコメディエンヌに挑戦。
【Lucknow Central】(9月15日公開予定)
出演:ファルハーン・アクタル、ダーヤナー・ペーンティ、ディーパク・ドーブリヤール
トレイラー
タイトルは「ラクナウ中央刑務所」。ファルハーン・アクタル主演の監獄モノ。無実かそれに近い感じで刑務所に入れられた男が、最初は惨い目にあいながらも釈放を勝ち取るかまたは脱獄するまでを描く話になりそうです。設定自体はさほど珍しくありませんが、ファルハーンが出演するとなると話は別。また【Happy Bhag Jayegi】(2016)で復活したダーヤナー・ペーンティが弁護士役のようです。
【Shubh Mangal Saavdhan】(9月1日公開予定)
出演:アーユシュマーン・クラーナー、ブーミー・ペードネーカル
トレイラー
【Dum Laga Ke Haisha】(2015)で夫婦役で共演したアーユシュマーン・クラーナーとブーミ・ペードネーカルが再度共演。ただし今度はブーミのほうは前作の太っちょではなくなっています。また、アーユシュマーンは【Bareilly Ki Barfi】、ブーミのほうは【Toilet – Ek Prem Katha】と前作がヒットして好調の2人です。さて、作品のテーマは男性の性的不能のようでなかなかセンシティブ。
【Newton】(9月22日公開予定)
出演:ラージクマール・ラーオ、パンカジ・トリパティ、アンジャリ・パーティル
トレイラー
ナクサライト(毛沢東主義派武装集団)が支配する地域に選挙監視人として赴く男をラージクマール・ラーオが演じる作品。ベルリン国際映画祭上映作品。監督のアミト・マスールカルは監督デビュー作【Sulemani Keeda】(2014)が批評家から好評を得ています。絶対見逃してはならない作品でしょう。
【Daddy】(9月8日公開予定)
出演:アルジュン・ラームパール、アイシュワリヤー・ラジェーシュ
トレイラー
アルジュン・ラームパールが自ら制作、主演した作品。ギャングから政治家に転身した男の話のようです。すでに斜陽になって久しいボンベイの繊維産業や工場地帯を舞台にしていますが、それが現代の話と重ねて語られるという設定のようです。ヒロインのアイシュワリヤー・ラジェーシュはタミル映画に出演している女優でヒンディー映画は本作が初めて。
【Poster Boys】(9月8日公開予定)
出演:サニー・デーオール、ボビー・デーオール、シュレーヤス・タルパデー、ソーナーリー・クルカルニ
トレイラー
【Om Shanti Om】(2007)のパップー役シュレーヤス・タルパデーの監督デビュー作。自らがプロデュースしてヒットしたマラーティー映画【Poshter Boyz】(2014)(スペル間違いではありません)をリメイクするようです。自分の写真が勝手に政府の精管切除キャンペーンのポスターに使われてしまった男たちの話でなかなか面白そう。ただ、出演のデーオール兄弟は最近ヒット作に恵まれていないだけに心配です。
【Haseena Parkar】(9月22日公開予定)
出演:シュラッダー・カプール、シッダント・カプール
トレイラー
ボリウッド映画では何度も描かれているムンバイ・アンダーワールドの実在のドン、ダーウド・イブラヒームですが、本作は彼の妹ハスィーナーを主人公にした作品。かわいい役が多かったシュラッダー・カプールが「ちょっとやりすぎ?」というくらいのイメージ・チェンジ。作中で主人公の兄ダーウドを演じるのはシュラッダーの実の兄であるシッダント・カプール。
【Bhoomi】(9月22日公開予定)
出演:サンジャイ・ダット、アディティ・ラーオ・ハイダリー、シッダント・グプター、シェーカル・スーマン
トレイラー
サンジャイ・ダットが娘の復讐に燃える父親を演じる作品。コワモテ親父のサンジャイと可憐な娘役が似合うアディティ・ラーオ・ハイダリーの組み合わせが絶妙。監督は【Mary Kom】(2014)、【Sarbjit】(2016)のオムング・クマール。緊迫感が途切れない作品で知られています。
【Patel Ki Punjabi Shaadi】(9月15日公開予定)
出演:パレーシュ・ラワル、リシ・カプール、ヴィール・ダース
トレイラー
グジャラートの家族とパンジャーブの家族との結婚騒動話。それぞれの代表をパレーシュ・ラワルとリシ・カプールが演じますが、テーマ的にもキャスト的にもちょっとマンネリ感があります。
【Umeed】(9月22日公開予定)
出演:アンジャリ・パーティル、パッラヴィー・ダース、フレディー・ダルワーラー、ダリープ・ターヒル
トレイラー
インドにおける外国製薬会社の人体実験をテーマにした社会派作品。決して観て「楽しい」ものにはならないと思いますが、インドを知るためにはぜひ。
【Sameer】(9月8日公開予定)
出演:モハンマド・ズィーシャン・アユーブ、アンジャリー・パーティル
トレイラー
国の捜査機関にテロリストを探るよう強要された男の話。こちらも社会派ですが、もう少しドラマ性は高そうです。主演のモハンマド・ズィーシャン・アユーブは【Raanjhana】(2013)から【Raees】(2017)、【Tubelight】(2017)まで脇役で活躍していますが、おそらく主演は本作が初めて。
【Baadshaho】