観たい!2017年7月編 |
公開予定日はBollywoodhungamaのカレンダーによっています。
http://www.bollywoodhungama.com/trade/releasedates
今月の1本はこれ
【Jagga Jasoos】(7月14日公開予定)
出演:ランビール・カプール、カトリーナ・カイフ、ソウラーブ・シュクラ、サヤーニー・グプター
トレイラー
実生活では別れたランビール・カプールとカトリーナ・カイフの共演作。監督のアヌラーグ・バスはヒット作【Barfi!】(2012)の監督で、ランビールとの相性はばっちりです。トレイラーを見ると、ハリウッドのファンタジー・アドベンチャーといった感じです。ダンス・シーンはどれもユニークで楽しそうなので、こちらは期待できそうです。【Kahaani】(2012)(『女神は2度微笑む』)で殺し屋ボブを演じたサスワター・チャタルジーも出演。
【Mom】(7月7日公開予定)
出演:シュリーデーヴィー、アクシャイ・カンナー、ナワーズッディーン・シッディーキー、サジャル・アリー
トレイラー
【English Vinglish】(2012)で見事な復帰を果たしたシュリーデーヴィーがヒンディー映画ではそれ以来となる出演。トレイラーを見てもサスペンスなのか、ファミリーものなのかよくわからないという不安感はありますが、作品の質は高そうです。アクシャイ・カンナーとものすごいメイクのナワーズッディーン・シッディーキーの共演者も魅力。
【Munna Michel】(7月21日公開予定)
出演:タイガー・シュロフ、ニディ・アグラーワール、ナワーズッディーン・シッディーキー
トレイラー
タイガー・シュロフが【Baaghi】(2016)の監督と再びタッグを組んだ作品。タイガーがマイケル・ジャクソンばりのダンスやアクションで縦横無尽の大活躍。本作のプロモが始まる直前にタイガー・シュロフが『ランボー』のリメイクに出演決定というニュースが出ましたが、タイガーが真価を発揮するのはむしろ本作のほうではないかと思います。また、「踊る」ナワーズッディーンにも注目。
【Mubarakan】(7月28日公開予定)
出演:アルジュン・カプール、アニル・カプール、イリヤーナー・デクルーズ、アーティヤー・シェッティー、ネーハー・シャルマー
トレイラー
アルジュン・カプールが2役のコメディ。【Welcome】(2007)、【Singh Is Kinng】(2008)、【Ready】(2011)などコメディのヒット作品を連発したアニーズ・バズミー監督ですが、ここのところパッとしません。というより、この手の古典的コメディ自体がウケなくなってるようです。しかし、そろそろ風向きが変わる可能性もあるわけで、本作には少し期待です。デビュー作【Hero】(2015)以来となるアーティヤー・シェッティーにも注目。
【Lipstick Under My Burkha】(7月21日公開予定)
出演:コーンコーナー・セーン・シャルマー、ラトナー・パータク、プラビター・ボールタークル、スシャーント・シン
トレイラー
2016年東京国際映画祭上映作品(邦題『ブルカの中の口紅』)ですが、本国インドでは一時は検閲委員会に上映禁止にされて物議を醸しました。コーンコーナー・セーン・シャルマーとラトナー・パータクという演技は折り紙付きの女優2人に、本業は歌手のプラビター・ボールタークルが歌手役として出演。
【Raag Desh】(7月28日公開予定)
出演:クナール・カプール、モーヒト・マルワー、アミト・サード
トレイラー
第二次大戦中、インドのイギリスからの独立を目指し、日本軍の捕虜となったインド人兵士らなどから作られたインド国民軍。【Rangoon】(2017)にも登場したインド国民軍の裁判を題材にした作品。出演者は揃いもそろって真面目に演技はするものの、スターとしての華やかに欠ける人たちばかり。単調な歴史記録ものにならなければ面白いものになるかもしれません。
【Baaraat Company】(7月28日公開予定)
出演:ランヴィール・クマール、サンディーパ・ダル
トレイラー
あまり特徴のないラブストーリーのようです。そもそも本作デビューの主演ランヴィール・クマールって誰?サンディーパ・ダルは【Dabangg 2】(2012)や【Heropanti】(2014)に出演していますが、デビューのときにはもう少し売れると思っていたので、今一つという感じ。そもそもどれだけ上映してもらえるでしょうか。
【Indu Sarkar】(7月28日公開予定)
出演:クリティ・クルハーリー、ニール・ニティン・ムケーシュ、アヌパム・ケール、ザキール・フセイン
トレイラー
1975年から2年間にわたって施行されたエマージェンシー(非常事態宣言期)を背景した話。インド人民党政権の今日、エマージェンシー批判は当たり前になってきたものの、インディラやサンジャイを登場させてここまでやるのはさすがに大胆。過激なテーマを売りにするマドゥル・バンダールカル監督らしいです。サンジャイ・ガーンディー役のニール・ニティン・ムケーシュのなりきりがすごい。【Pink】(2016)で演技が評価されたクリティ・クルハーリーが本作でも良さそうです。
【Jagga Jasoos】
【Mom】
【Munna Michael】